演奏理論とは、ギターの演奏における肉体の使い方の事です。 GTSギター教室では、疲労やケガの予防を最重要視しているので、 以下の項目がレッスンの中心となります。
自然に弾く
我流のギター練習で、適切な振る舞いで演奏する方を見た事がありません。 本人はそれが自然な動作のつもりでも、本来の自然とずれてしまっているのです。
人間が苦手な動作
人間が日常動作で苦手としている動作はギター演奏においても苦手です。 そのような動作で無理をしている演奏は見れば一目瞭然ですので、 「この動作で無理に練習してはいけないんだ!」 「この動作とは上手につきあう考え方でいいんだ!」 とすぐ気持ちを切り替える事ができます。
もったいない
よく生徒に言っているのがこれです。力とその向きが充分に生かしきれておらず、 その結果、更に力を加える悪循環になりがちです。
こういった事について講師は、良い手本だけでなく、 悪い手本も実演するように心がけております。
消費エネルギー
練習にはたくさんの種類があり、内容によっては大量にエネルギーを消費するので、 長時間は返ってマイナスになります。 「集中力切れ」=「ダラダラ練習」=「上達しない、怪我をする」を防止する為、 負荷の強い課題は量を少なくしています。
エネルギーの器
人間が1回の練習に使えるエネルギーは決まっているという考え方です。 そのエネルギーを使い切ってからの練習は害になりますので、 適切な練習メニューの組み方を覚えれば、 気持ちの負担が減るので「練習が楽になった!」「急に上達した!」 という声も聞かれます。
このレッスンは生徒の性格などを判断できしだい行ないますが、とても強力なようで、 ほとんどの生徒が急激に上達しています。