運指法とは、どこをどの指で対応するかです。これには運指の流れ(時間軸)や、 押さえやすさを取るかアーティキュレーションを取るかなどの重要度が関わってくるので、 必ず覚える必要があります。
運指法には大きく分けて、スケールとコードの2種類があり、 カリキュラムが進むにつれて自然に覚えられるようになっています。
ポジションの概念
まずポジションの概念を覚える為に、ポジション1からレッスンが始まり、 この時点で「どこをどの指で対応すればいいのか分からない!」という混乱はすぐに解消されます。 その後、インポジション、ブロークンポジションと進みます。
スケールの課題と言えば「退屈!」ですので、短い課題を出しています。 それでもスケール練習が耐えられない方の為に、有名かつ簡単な曲のメロディーの課題を出しています。
ポジションチェンジ
より広い音域の演奏に対応する為、ポジションを移動する事が必要になります。 様々なポジションチェンジの方法を覚えます。
運指の法則
スケールの場合は1次元であるのに対し、コードの場合は2次元なので複雑になりますが、 法則を覚えてしまえば「ここをこの指で押さえて…」と考え込む事が無くなります。
運指の流れ
かなり上達してくると、 そのコードの前後関係によっては同じコードでも運指を変えた方が良い課題曲が出てきますが、 自然と覚える事ができる課題曲で練習するので、これについては特別なレッスンを受ける必要が無くなります。