たくさんある教材の中で、GTSギター教室ではこれらの教材を標準として使用しています。 もちろんこれらはあくまで標準であり、内容によっては生徒が使用したい教材を使用します。
カルカッシ教本
カルカッシ教本は有名なギターの教科書です。 例えば友達とのこんな会話を想像してください。 「ギターの腕前は上がった?」「第2部のスラーの練習曲が弾けるようになったよ。」 「(自分より進んでる!)頑張ってるな!(自分も頑張ろう!)」
このようにライバルと競いあう事もできます。 もし別の誰かのレクチャーを受ける時に即座に実力を分かってもらえるため、スムースに進める事ができます。
また、練習素材としての機能が優れているので、素材をチョイスして使いやすい。 ピック弾きでの弦移動が苦手なら、重音の練習曲をチョイスすれば良い。
しかし、ピアノのバイエルと同様の問題を抱えているため、 クラシック専門の生徒には、以前より積極的にこのカルカッシ教本を使う事はなくなりました。
アグアド教本
クラシック専門の生徒には、このアグアド教本をすすめるようになりました。 1曲1曲が短く、かつ内容が濃いので採用しました。ただ、やはり難易度は高めです。
ソル教本
このソル教本については、まだ分析ができておらず、正式採用はしていません。
オリジナル教本
自分や生徒の弱点をターゲットとし、成果のあったものを書き溜めています。 弱点は十人十色ですので完成はありえません。
また、GTSの特徴に、「テクニックはエレメント別にバラバラにして考える」というものがあり、 このエレメント1個1個に確実によく効くものが中心です。ただ、辛い内容というのが難点ですが(^^;)
ソルop.60練習曲集
基本練習はつまらない!練習する時間がない!という方には最後の手段としてこの練習曲集を使います。 譜読みや運指など、広く浅く学習する事ができるので、これだけでも何とかなります。
カルカッシ練習曲集
クラシックとはいえポピュラーな雰囲気の曲が多く、 エレクトリックギター やフォークギターを弾きたい方でも なじみやすい。
実際私も編集してエレクトリックギターの練習をしていますが、 もっと早くからこの練習をしておけば良かった!と後悔するほどの効果を上げています。
セゴビア編によるソルの20の練習曲
簡単な練習曲ではもの足りないレベルになるとこの練習曲集に進みます。もちろん難易度は高いですが、 コンサートに使えるほどの名曲ばかりなので挑戦意欲が湧きますし、長く付き合って行く事ができます。
一番の教本は生徒が使いたい教本
ハードロックや、 フォークを弾きたい方もいるでしょう。 ファンクを弾きたい方もいるかも知れません。 なかにはどうしてもクラシックに関わりたくない方もいるはずです。
基本テクニックに関しては上記のクラシック教本はどうしても避けられませんが、 課題曲などは生徒の使いたい教本から出題します。 また、どうしても丸々一冊使いたい教本があるなら、 内容のよい教本であればそれを使ってレッスンします。